とあるところから
「うちの子どもに日本語を教えて欲しい」と頼まれました。
このご家族
ドイツ人ファミリーで
日本語を勉強したいという
ヤネック君13歳は
フランス語、ドイツ語、英語を操るスーパー中学生。
なぜ日本語を勉強したいかって・・・
それはポケモンの影響。
ピカチュウ♪
日本語でポケモンを見られるようになるまで
がんばるんだそうです。
よし!がんばれ!
「あいうえお」から教えないといけないけど
ヤネックは、まったく日本語を知らないため
私もフランス語、ドイツ語が話せない(当たり前)し
教える言語は英語になります。
だがしかし、子どもの英語を
なめちゃいかんぜよ!
子供用スラングは使うし、早いのなんのって。
容赦なく「なんで?」「なんで?」と質問攻め。
「なんでって、なんでも!世間でそうなっとんねん」とは
お母様がびったり横に付き添っているので
口が腐っても言えず~。
それらしき答えを考える~(大丈夫なのか私)
「あんたの方が英語できるんやから
容赦してやっ!ていうか、私が英語習ってるみたいやん」
と、それはさて置き
引き受けたときは、
まあ、子どものアニメやし大丈夫やろとタカをくくっていたのですが
ポケモンの日本語、かなり上級者用です。
まずヤネック、ポケモンの歌のなかにある
「ゲトダゼ」ってどういう意味?と聞きます。
ゲトダゼ?
そんな日本語あったっけ?
歌を聴いてみると
「GETだぜ」っていうてる・・・
そんな言葉、誰も使わないぜ!
英語と日本語を混ぜたルー語だぜ!(シラ~)
「『だぜ』っていうのは、ちょっとカッコいい言い方で(そんなこともないが)
英語と日本語を混ぜて言ってるけど
『もらった』とか『とった』とかっていう意味のことなんだよー」(無理やり説明)
ヤネック「じゃあ、『ロンデ団、襲撃』って?」
「あいうえお」も習っていない子にする説明ではありません。
しかも、漢字まで習いたいというではありませんか。
と、まあこんな具合に
ポケモンに関する質問がたくさんある上に、
聞いてくる質問上級。
日本語の先生かどうかというよりも前に
ポケモン博士じゃありませんのよ
ポケモン好きな外国に住む子どもたちのためにも
もう少し使えそうな日本語を取り入れる配慮をしてください。
アツコ・ココロカラノ・オネガイ
お母さんも
「1回に2時間、みっちりお願いします」というのですが
私は「2時間は集中が途切れると思うので
1時間半でどうですか?」と提案。弱気~
勉強だけでは飽きるので
間に折り紙とか入れながら勉強しようと言うと
ヤネック「ぼくね、折り紙が得意で350通りは折れるんだ!」と言うではありませんか。
よし、ヤネック。
今度はあんたが、私の変わりに折り紙ティーチャーになるがいい
もう、3ヶ国語を話せるので
語学のセンスがあるというか、とても頭がよく、
絶対聞かないで~というような質問を
すかさず聞いてきます。
ヤネック、すぐに日本語を話すのではないだろうか。
ヤネック「できれば週に2回以上は先生と勉強したい」
私「(私も仕事があるし)初めは、週1回ぐらいでいいんじゃない?」(またも弱気)
また、やる気な男登場だぜ。
ヤネック、かなりやる気だぜ。